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OEFの一人語り


by nori
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去りゆく人へ

2月に工作機械会社の技術サポートの方と知り合いました。氏とは仙台、岩手県北上市で一緒に技術セミナーを行いました。30ヶ国以上を仕事で渡り歩いたそうです。そこまではいかなくても公私で数ヶ国を訪れ無線で海外に視界が開いている自分と話しが合いました。6月にはデトロイトへ奥様を伴って赴任されると聞いていましたが先週末メールが届き一昨日旅立ったようです。一介の取引先の人間、しかも出会ってほんの数ヶ月の私宛に旅立ちのメールを下さいました。

アメリカの割と細かな地名を次々口にされ私はウンウンと反応していましたが傍らで聞いていた同僚は全く会話に入ってこれず沈黙していました。その時は無線をしているとは言わなかったのですが最後のメールに永くアマチュア無線をしています。ミシガンの局と交信したら貴殿の事を思い浮かべて話したいと思いますという言葉にここ数ヶ月の謝意を重ねて送信しました。

今日は仙南のある会社を訪問しました。この会社は上に書いた会社の工作機械を導入していて上記のエンジニアもこの会社の事は良く存じています。いつも対応して下さる係長さんに先週電話したら29日の午後に栃木に転勤すると言われました。設計、加工部門を集約して宮城の会社は成形部門だけになり若い人や家庭の事情で止むなく会社を去る人がかなり出るそうです。

今朝早くご挨拶に伺いました。午前中なら構わないと仰っていたのですが恐らく忙しいだろうと出来るだけ早く行きました。駐車場に着くと係長さんが業者の方と機械の搬出作業をしていました。あと数時間で栃木へ向かうというのに・・・胸が締め付けられました。お伝えしなければならない事項を印刷して渡しましたが忙しそうでお世話になった御礼も十分に言えませんでした。通された設計室は色々なものが既に無くなっていて雑然としていました。お別れをしたすぐその場から又、機械搬出に取り掛かっておられました。

この数日続けてお別れをいう事になりました。どちらの方も人間的に素晴らしい方で先週書いたヒトとは明らかに人種の違う方々でした。どうか新天地でも幸多かれと祈念せずにはいられません。

こんな歌が聴きたくなり繰り返し聞いています


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by qrpdx | 2013-05-29 22:13 | Comments(0)